大阪府知事 橋下 徹様

「府財政構造改革プラン」によるさらなる府民施策切りすてと人件費削減に反対する職場決議
  大阪府当局は6月30日、「大阪府財政構造改革プラン≪たたき台≫」を公表しました。「たたき台」は、2010年度で終了する「財政再建プログラム(案)」の後継プランと位置づけられ、「歳入歳出改革」「国への制度提言」「公務員制度改革」を3つの柱としています。
 その中心的内容は、「歳入歳出改革」で新たな府民施策の切りすてを行い、「公務員制度改革」で給与制度と任用制度を改悪していっそう徹底した人件費削減をねらい、「国への制度提言」で、そうした府民施策切りすてと人件費削減を可能にする「制度」を国に迫り、「地域主権改革」の名による「大阪府解体」と関西州構想に本格的に踏み出そうとするものとなっています。
 また、賃金・労働条件にもかかわる計画を労働組合との協議抜きにマスコミなどをとおして公表したことは、重大な労使慣行違反です。
  以上のことから、府労組連は、府民のくらしを守り、府職員・教職員の生活と権利を守るために、以下のことを要求し、決議します。

                  記

  • 新たな府民犠牲・職員犠牲をひきおこす「府財政構造改革プラン」を撤回すること。
  • 「公務員制度改革」の名による新たな賃金・人員削減を行わないこと。
  • 現給保障の解消、現業職員のリストラ・給料表の改悪を行わないこと。
  • 知事いいなりの職員づくりをねらう任用制度の改悪を行わないこと。

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