教員不足の実態、勤務時間把握・集計方法の改善を

6/3枚方教組・市教委に申し入れ(2)

市教委へは、教員不足の実態、勤務時間把握・集計方法の改善についても申し入れを行っています。

   市費・府費講師不足の深刻な実態 保護者・市民に公表を

 小学校ダブルカウントの市費講師の不足も昨年の9名不足から、今年は16名の不足に拡大しており、府費講師についても、昨年枚方教組の実態調査で極めて深刻な状況が浮かび上がっていました。

教員不足の広がりで、学校現場に負担や犠牲が強いられていますが、保護者や市民からは、授業や教育活動がこれまで通り行われていることしか伝わっていません。

教員不足の実態を保護者市民に公表することは、保護者や市民に理解を広める上でも、保護者が自身の子どもたちの教育権が保障されていない実態を知る権利の点からも、不可欠なはずです。

国会・給特法審議でも重大問題に

勤務時間集計公表を、集計方法はどうなっているのか、早急な改善を

 申し入れでは、教員不足の公表とともに、月ごとの時間外「勤務時間」の状況を教職員、保護者、市民向けに公表することとともに、「時間外」の把握内容、集計内容がどうなっているかについても明らかにするとともに、実態に応じたものになるよう改善を求めています。

 昨年末の対市交渉で、「時間外の時間」を「5時以降の時間で集計」と市教委が回答していましたが、その後「始業前の朝の時間も集計している」と訂正が組合に伝えられていました。

 市教委は、各学校からの報告をもとに時間外の集計して把握しているとしています。

 出退勤システムでは、「始業前の時間外『勤務時間』」「5時以降の時間外『勤務時間』」が表示されますが、「時間外の時間」をどう集計するか、次のような点についても現場からは疑問がわいてきます。

①「5時以降の『時間外勤務時間』」は、15分が差し引かれて表示される!?   

市の職員のシステムを流用したものをベースとしているためで、残業手当の出る法令通りの規定では、「8時間を超えて勤務」の場合、「15分の休憩」を追加する必要があるため、この表示に。

教員については、原則5時以降は「勤務時間」と扱われていないため、「15分休憩」にならないはず。

②「休憩時間(45分)」は、働いているのに自動的に差し引かれている!!

システム上、「時間外『勤務時間』」の集計では、休憩時間をとったものとして差し引かれるようになっている。休憩時間がほとんどとれていないと組合アンケートからも声が出ています。

休憩時間の実態からは、市教委公表の1か月の時間外の時間集計も、実際は20時間近く多くなってくることになります。

③ 「8時始業に変更」、「遅出・早出勤務」の時間外の時間集計は?

学校によって8:00~16:30勤務に変更している例も聞かれますが、子育て職員は別途の対応がされていると聞きます。遅出早出職員とともに、変則的な場合の時間外集計がどうなっているのでしょうか?

  学校任せにせず、システムの根本的見直しを、市教委として説明を

 これらの勤務時間把握、集計の対応を学校や教頭にゆだねることは多大な負担になります。国会審議でも、勤務時間把握、集計方法について大きく取り上げられ、休憩時間、持ち帰り業務についても、実態調査の必要性が取り上げられています。システムそのものを学校教職員用に根本的に見直し、休憩時間の実態、持ち帰り業務も含めた対応を、市教委が説明して示すべきです。

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