府立高校はすでに40校も廃校に

大阪府教育委員会は11月10日、「府立高校改革アクションプラン」「府立学校条例及び府立高校再編整備計画に基づく2025年度実施対象校」を決めました。
「アクションプラン」では15年後の2040年の高校数を32校程度減らし104校程度と試算。実施対象校は定員割れが続いているとして門真西高校(門真市)、懐風館高校(羽曳野市)を27年度から募集停止し廃校にするとしています。2027年度に募集停止し、26年4月入学者の卒業とともに29年3月で閉校となります。
公立高校の定員は「ゆとり」があって当たり前
府立学校条例は3年連続で定員割れし、改善が見込めない学校を再編整備(統廃合)の対象にすると規定しています。今春の一般選抜入試では全日制142校のうち79校が定員割れし、3年連続の定員割れは22校に上っています。そもそも「ゆとり」を持たせた「定員」を理由にした道理のない「再編整備」の規定は撤廃すべきです。
子どもたちの「学ぶ権利」を守れ

どの地域にも自転車で通える高校を

大阪の高校を守る会は、見解を発表しています。
- 「15年で32校減」は「1学級40人、1学年7クラス」が前提で、30人学級にすれば1校も減らす必要はない
- 公立高校は「就学セーフティーネット」として進学予定者数を上回る定員が設定され、定員割れを問題視することに整合性がない
- この間の高校つぶしで子どもたちの学ぶ権利が侵害されている
などを指摘し、「断じて容認できない」としています。
門真西高が無くなれば、門真の子どもが困るのはもちろん、近隣市の子どもも選択肢が減ります。自転車で通える学費の心配の無い高校は限られています。私立無償化と言っても入学金や修学旅行費など公立より格段に費用がかかる。将来の人生設計が定まっていない多くの普通の子どもは普通科の地元高が必要です。
コメントありがとうございます。
枚方からも少なくない子たちが、門真西に通っています。来年進学するつもりだった子もいます。ますます選択肢が狭まり、経済的な負担も増します。
少子化は教育の質をよくするためのチャンス、府は、府民の財産を売り飛ばすのではなく、今の詰め込み40人学級を小・中のように少人数化して質の高い高校教育に尽力してほしいですね。